みなさんにとって「心地の良いくらし」とは、どんなことを思い浮かべますか?
着るものがあって、おいしいご飯を食べることができ、ゆっくり眠りにつける場所があること。
中でも人が幸せと感じる判断基準は「健康でいられること」が最も多いそうです。
今やテレビや雑誌などでも様々な「健康法」を取り上げたものが多く見られます。
それだけ人々の関心は健康を意識しているということでしょう。
では赤ちゃんや小さな子どもはどのようにして健康でいられるのでしょう。
それは親である大人の判断基準に左右されます。
特に赤ちゃんがいる暮らしでは、肌に触れるもの、口に入るものが安全なものか心配になると思います。
私自身も5月に出産をし、赤ちゃんと暮らすなかで、環境や空気の大切さについて改めて考えるようになりました。
より良い環境で子どもを育てていきたいと思い、調べる中で様々なことがわかりました。
空気の大切さ
近年ではPM2.5などの飛散により大気汚染が進み、外出する際に気をつかう方も多いと思います。
外出先では気にされていても、お家の中はどうでしょう。空気について気にされたことはありますか?
1日の中で一番過ごす時間の多いお家での空気や環境。
気にするのを忘れてしまいがちですが、実はとても大切なのです。
わたしたちは、呼吸によって食べ物や飲み物の5倍もの空気を体内にとり入れています。
飲み水はミネラルウォーターが一般的になり、食べ物はオーガニックの食材や無添加食品が普及するなど、
安全性が重要視される時代となりました。
一方、空気は肺から血液を通じて直接体内に取り込まれるにも関わらず
食事に比べるとあまり気をつかわれていないのが現状です。
摂取する量を考えると、「空気質」が健康に大きな影響を与える存在であることがわかります。
特に、家にいる時間が長い赤ちゃんや小さな子どもは、家の環境が成長にも影響してきます。
子どもは寝ている間に成長します。
その寝ている部屋の環境や空気は、どのくらい気にされていますか?
より安全で清潔な環境をつくるため、空気清浄機を使用されている方も多いと思いますが、
もし機械を使わなくてもきれいな空気をつくることができたら・・・
実は、より自然に近い方法できれいな空気をつくることができるのです。
住環境が子どもの成長に影響
先ほど、家の中の空気について触れましたが、私たちが生活する中で、
ほこりやダニ、カビなどは、いくら気をつけていても完全に取り除くことは難しいでしょう。
赤ちゃんや小さな子どもは、家の中にいる時間も多く、また身体が小さいため、その影響が顕著に現れます。
大人になると落ち着いてくる場合もありますが、子どものころにアレルギーやぜんそく、
アトピー性皮膚炎が現れるのもその影響があるかもしれません。
調べてみると、日本の住宅に新建材が多用され始めた時期と、
子どものアレルギーやぜんそくが増えた時期が重なっているというデータもあるそうです。
人によって原因は様々だと思いますが、実際に自然素材の家に住み始めてから、
・子どものぜんそくがあまり出なくなった。
・アトピー性皮膚炎が改善された。
・夫の花粉症が治った。
などのお話も聞いたこともあります。
また、人は1日の約3分の1は寝ている時間なので、1日のほとんどを過ごす寝室の環境は
住環境の中で最も重要だと言えます。
近年では子どもの不眠も増えているそうで、原因は様々ですが、大人より長い時間寝て、
その間に脳や身体が成長する子どもにとっては睡眠の環境はさらに大切ということになります。
睡眠の環境
赤ちゃんと暮らす中で気付いたことがいくつかあります。
1日のほとんどを寝て過ごす赤ちゃん。
赤ちゃんの寝る環境はとても大事で、さらに敏感に感じ取っていることに気付きました。
上の子との生活の中で、どうしても賑やかなリビングで寝ることが多く、
なんだか眠りが浅く機嫌も良くない日々が続いていました。
ある日、上の子が出かけている間に、天井に炭が塗ってある寝室に寝かせてみました。
(わが家は早稲田ハウスの健康住宅なので、寝室が「究極の寝室」仕様になっています)
するとすっと眠りに入り、昼間ですがゆっくり気持ちよさそうに寝てくれました。
そのことに気付いてから、そういえばあまり夜泣きもせず、夜9時以降は朝までゆっくり寝てくれていました。
その間、授乳は自分が寝るときと、たまに朝方ふにゃ~と泣いた時にあげるくらいで、
わたしが熟睡しすぎて気付いていないのかな、と心配になるくらいでした。
夜ぐっすり寝てくれる分、夕方は元気に泣いていますが、
環境や空気を整えることが子育てにはとても大事なことだと小さな赤ちゃんから教わりました。
様々な体験談を述べましたが、話で聞く限りではピンとこない方がほとんどだと思います。
実際に、きれいな空気の赤ちゃんカフェnenneは、
自然素材でできた、マイナスイオンたっぷりのつくりとなっております。
赤ちゃんや小さな子どもには良い環境を与えたいと思うのが親心です。
nenneの授乳室はより良い睡眠環境になっておりますので、
赤ちゃんが良く眠れるかどうか試しにいらしてみてください。
住環境の大切さについて。
今回は、ざっくりご紹介しましたが、今後、テーマを絞ってお話していきたいと思います。
2016.8.17 きれいな空気の赤ちゃんカフェ nenne