赤ちゃんの「食」

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授乳の役割

私たちの身体は食べたものでつくられています。
健康でいるためには運動や睡眠も大事ですが、
やはり一番重要なのは、「食べ物」です。
産まれたての赤ちゃんが成長するための「食」といえば、
お母さんからもらう母乳です。
母乳にはたくさんの栄養や免疫が含まれていて
赤ちゃんの顎の発達にも効果があります。
また、お母さんの腕にしっかりと抱かれることで赤ちゃんは安心し、
母子ともにリラックスした状態になるのです。
授乳という行為は赤ちゃんにもお母さんにも
とてもよい影響を与えてくれる行為なのです。


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初乳の免疫

お母さんのおなかの中で約10ヶ月間過ごしてきた赤ちゃん。
産声をあげて出てきた世界には赤ちゃんが触れたことのないものばかりです。
小さな小さな身体を守るにはお母さんからもらう免疫が必要です。
お母さんの身体からつくられる初乳にはたくさんの免疫が含まれています。
「IgA抗体」や「ラクトフェリン」など、なんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、
アレルギーを抑えてくれたり、ウィルスから赤ちゃんを守ってくれる役割をし、
呼吸器官や粘膜、また消化器官の免疫を高めてくれるそうです。

初乳の出る期間は、お母さんの体調や授乳回数、量によって人それぞれ。
なかなか出ない、しこりができた、痛い、吸ってくれない…などの
トラブルに不安になったり、悲しくなってしまうこともあるかと思います。
そんな時はひとりで悩まず、母乳外来や出産した産院の助産師さんに
相談してみてください。

nenneにはオープン前よりご協力いただいているやまがたてるえさんという
心強いパートナーもいます。やまがたさんは現役の助産師であり、
産前産後の女性の心と身体を癒す「バースセラピスト」としても
多方面で活動されています。

▶やまがたてるえさんBlog「生まれてきてくれて ありがとう」

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やまがたさんのあたたかい言葉の数々は、心を軽く、
そしてあたたかくしてくれます。
nenneの1階ライブラリーにも著書がありますので、ぜひご覧ください。

産後はホルモンバランスの影響もあり心が不安定になることも多いと思いますが
焦らずゆっくりとあなたに合った方法を探しましょう。


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良い母乳をつくるには

母乳はお母さんの身体でつくられています。
ですので、良い母乳をつくるには、もちろん個人差がありますが、
環境、ストレス、食事など、お母さんの身体の状態がとても大事になってきます。

nenneのコンセプトは
「赤ちゃんが赤ちゃんらしく、のびのびと過ごせること」ですが、
まずはお母さんにリラックスしていただくことを
一番に考えているのはそのためです。
お母さんがゆっくりくつろげるような居心地の良い空間づくりを
常に心がけています。

先ほど、私たちの身体は食べたもので作られている、とお話しましたが
母乳もそのひとつで、血液からつくられているので食べたものが特に影響します。

現在は食に興味を持ち、少し知識がついた私も
全く知識のなかった初産のころは食べたいものを好きなように食べていました。
その結果、3度も乳腺炎になり、とても辛い思いをしました。
産後は甘いものはダメ、脂っこいものはダメ、と書かれた資料を
病院でもらっていたのにも関わらず、なぜか自分は大丈夫だと
安易に考えていたのです。

とは言うものの、これも体質により様々で、
甘いものや脂っこいものをちょっと食べただけでも詰まりやすい人もいれば
全く問題のない人もいます。

そこで、母乳に良い食事について調べてみました。


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母乳に良い食事とは

日本は世界各国の料理が簡単に食べられる国。
外出先でも自宅でも、自分好みの食事を気軽に楽しめるようになりましたよね。
その中でも他の国の食事には小麦を使っているものが多いように感じます。
しかし、もともと小麦を食していなかった日本人は、
小麦を消化する腸の力が弱いそうです。

では、様々な食にあふれた現代で何が母乳に良いのか。

それは、私たち日本人が古くから食べてきた和食です。
和食は消化が良く、旬の野菜を一番美味しく栄養のある時期に食べられるうえに
身体を冷やさない工夫や調理法や保存法など、
昔の人の知恵がたくさん詰まっています。

そのような考えのもと、nenneでは和食をベースに
メニューを考えています。
自家製味噌やぬか漬けなどの発酵食品を積極的に取り入れ、
食材は国産の旬のもので、できるだけ有機野菜や無農薬・減農薬野菜などの
自然食材をつかう努力をしています。
また、お米は放射能検査を行っているものを使用しておりますので
妊娠・授乳期のお母さんや小さなお子様にも
安心してお召し上がりいただけます。

▶nenneガイドライン

赤ちゃんにより良い母乳をあげるために少しの工夫をすると
母乳の出方も変わってくるかもしれません。
産後のお母さんはもちろん、ぜひ産前から食事や母乳について
ご自身の身体と向き合ってみてほしいと思います。

次回は主食のごはんについてご紹介します。


2016.5.16 きれいな空気の赤ちゃんカフェ nenne